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micafe
盛岡市黒川のりんごとブルーベリーに囲まれた小高い丘の中腹にあるカフェです。
駐車場は数に限りがありますのでご了承ください。わかりにくい場所ですのでお気軽にお問合せ願います。
mi cafe について
住所:〒020-0402
盛岡市黒川4-3
TEL: 019-696-2531
open: 11時~夕方まで
(お問い合わせください)
close: 水曜.第2土曜.第2日曜
駐車場:有(3台+りんご畑の中ほどに。
細い坂道なのでスリップにお気を付け下さい。)
アクセス解析
カウンター
はじめまして、こんにちは。りんご畑の中にあるカフェのお話です。
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度々触れていますが、
mi cafeの冬のランチは、2月末まで「まめぶ」が主役です。
べつに、昨年の「あまちゃん」ブームに乗ったわけではありません。
私自身が久慈市山形町(旧山形村)の出身なので、ふるさとの味として紹介するためにつくっています。
「あまちゃん」の舞台は久慈の海でしたが、山形町はもっと内陸、山村です。
山形町で伝わっている「まめぶ」は、実のところ久慈市民であっても食べたことないという人が多かったはずです。
大変手間のかかるこの「まめぶ」
一つ一つ丸めながら考えました。
”これは、精一杯のおもてなし料理だ!!”
その昔、県北は米が豊富にはとれなかったそうです。
かわって、小麦粉を使ってさまざまなおやつや、主食も作られました。
「まめぶ」もその工夫のひとつです。
小さい小麦の団子の中に、貴重な「黒砂糖」、保存しておいた「クルミ」。
三陸の昆布と煮干しでだしをとり、汁の具には、畑の「人参」「ごぼう」や、寒い地方ならではの「凍り豆腐」、保存のきく「かんぴょう」「干ししめじ」、他にも「油揚げ」、昔は山に入って仕留めたかもしれないキジや山鳥の「鶏肉」・・・
その家々の事情や、時代によってもちろん違いがあるにしても、ありたっけの材料で、手間暇かけて作ってお出しする「まめぶ」は、冠婚葬祭、大晦日、遠来の客人があるときの精一杯のおもてなし料理だったのだろうと思うのです。
そんなことを考えながら、毎日コロコロと、丸めています。
「まめぶ」
昔の人の知恵と工夫と、おもてなしの心を見習いながら。
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